Q1:あなたのブックマーク(もしくはお気に入り)に入っている
オンノベサイトの数はいくつですか? また、DLして持っている作品の数は? ブックマーク自体は実はあんまりやってません――イコールお気に入りサイトがないよというわけではないですが。
代わりに最近は
Webパネルを利用して日参することが多いです。(←のページの左側の列が実質ブックマークと同じデスネ。や、もちろん一番上の自サイトはノーカウントですが)
というわけで、サイトは34個ですかね。(一部、現時点で小説扱ってないサイトが混じってますが)(笑)
※Webパネル 一部のタブブラウザに実装されている、サイドバー(エクスプローラーバー)にWebページを表示する機能。(自分のパソコン内のHTMLファイルでも可) これを使ってタブブラウザ自体の機能を拡張することも可能だそうですが、とりあえず僕は自分のサイトのリンクページを簡素化して利用してます。
現時点ではDonutP、unDonut、Sleipnir(旧)、fub.net、Maxthon、Sylera2、Bagel、Operaで使用可能。
などと脱線したところで(何)、次にDL作品数。
これも実はあんまりやらずにHTMLで読んでしまいますので、数はそんなにないです。とはいえ上記お気に入りに入ってないサイトの作品もありますので、こちらは作品名と出展を挙げておきます。
「紫弦鏡森」「白蓮の荒野」「月丘の花嫁」「白く折られた薔薇のように」「けれど蛍は春雨になく」(
Orgelgarden)
「紅月は女神の祈り」(
ふぁんたじ〜ぽけっと)
「SEAL TIME」(
砂時計)
「ソウくんとミキちゃん。」(
Innocent Flower)
…………
えー。
あー。
おー。
のー。
がー。
Orgelgardenが半分以上ってどういうことや 回答してたらなぜか恥ずかしくなってきたとです……(汗)
あと実はDL版自体は用意されてないものの、「砂上楽園」(
それはやめたほうがいい。)のHTMLを全部自分で保存しております(コラ)
あと、他のサイトでのこのバトンのQ1の回答で、自分のサイト名や作品名が挙げられていると、やっぱり嬉しいものがあります。この場でお礼を述べさせていただきます、アリガトウゴザイマス(ぺこり)
……スリィピィシィズのDL版は、実は「注意.txt」にて
こういう仕様で読んでくださいっていうのが書いてあるんですが、これって読み方の束縛かなと思って悩んでます(苦笑)
Q2:新しいオンノベを読みたいと思った時、どの検索サイトを使いますか? 検索サイトは全然使わず。オンノベとの接点は基本的に
A&C一本ですネ。
しかもその中で「チャットで本人やキャラと会話してみて興味を持った人」の作品を読みにいくというパターンが大半。
……最近は読書量、減ってます(遠い目)
Q3:好きなジャンル、よく読むジャンルを教えて下さい。 好みは現代物ですが、よく読むという点ではわりとファンタジー(現代、異世界問わず)も多いです。日参サイトがだいたいこの2つのジャンルに分かれてますね。
長さ的には……意外と長編から入ることが多いかも。ハマるサイトは長く楽しもうという傾向で。なので短編なども数作品まとめて読むことが多いですね。
Q4:一番最近ハマったオンノベは? 最近の場合だと――
「IF 夢物語:硝子の……」(
ゆめかみ!/神秋昌史さん)
小説のルールって何? ってくらいの逸脱っぷりが大好きデス。 考える前に口が
「もっとやれー!」って言い出しそうなくらい(笑)
でも一方で笑うだけじゃない部分もあり――ああ、意外と『野ブタ。をプロデュース』に似ているかもしれないなぁ。野ブタは『笑うだけじゃない部分』で一回エライ目に遭いましたが(苦笑)、それと比べると硝子はわりとまあ納得かな、と。
……ネタバレしないようにってなったら語り方がなんか変になったorz
「ソウくんとミキちゃん」(
Innocent Flower/SHASHAさん)
題材がまず興味深くて、実際読んでみたらその題材がものすごく上手く活きていて、それゆえにキャラクターがすごい面白かったです。会話や地の文のテンポが特に良い。長さもちょうどよく、一気読みしましたね。
Q5:オンノベの魅力ってなんでしょう? ・読んだり書いたりというのを気楽にやれるところ。
・気に入った作品を、いつでも触れたり取り込んだりできるところ。
・感想も送りたいときに送れるし、作者さんとのコミュニケーションを気軽に取れるところ。
だいたいこの3つが要点ですかね。
――物書きを自称していながら、これについてあんまり長々と語る言葉を持ち合わせていないのが、ちょっともどかしい感じがしますけども(苦笑)
ただ少なくとも、「気軽」で「趣味の範囲」だからこそ、こうして続けてきているんだろうなというのが、僕の場合になると思います。
Q6:あなたにとって良質の小説サイトってどんなサイト? 大まかな答えとしては、とにかく「飽きない」サイトであること。
小説自体が面白くて、さらに連載として定期的に更新されていれば、それだけで読者はついてくるでしょう。ただ僕の場合、他に「日記」というコンテンツもあれば、日参率がぐぐっと上がりますね。
すごい小説を書く作者さんの日常の一部っていうのを、なんか覗いてみたくなるなぁというか――あ、こういうのもオンノベの魅力の1つかも。さっきの質問で書いてないけど(苦笑)
ただ逆に、いくら小説が面白くても、日記がなんかどんよりしていると、足が遠のいてしまいますね。訪問者として見た場合僕に限ったことじゃないと思いますが――作者としての僕の場合、稀に日記がどんよりしてることがありまして。普段は極力書かないようにしてるんですが、どうも時々漏れ出してしまいます(遠い目) その分、どんよりしていると言っても稀になら「ああ、そういうこともこの人にはあるんだな」と頷いていたり。人生、いいこともあれば悪いこともあるってことで――おお、言い訳っぽい上にまた脱線してきてるゾー(コラ)
小説のみに絞るなら、連載作品と完結作品がバランスよく揃っているサイト。で、少なくとも完結作品があればオッケー、みたいな感じですね。読んでみようと思ったときに完結作を読んで手応え掴んで、それから連載も追ってみようという流れが最良かな、という考えで。
……僕自身はこの流れを無視していきなり連載を追うことがありますが(ぉぃ
Q7:あなたに印象深かった作品は?(出展サイトも教えて下さい) 数自体はおそらく多いんですが、「特に」と付けて絞って挙げさせていただきます。
「紫弦鏡森」(
空也さん/Orgelgarden)
現在進行形で追ってます(笑)
世界観(特に国家関係)がものすごく作りこまれててそれゆえに壮大で、そしてキャラも出てくる人出てくる人みんなどこか魅力的。そういう設定面もさることながら、あっちゃこっちゃで言われてて実際読んでみてやっぱり同じ印象を抱いたわけですが――文章が、綺麗です。あまりに綺麗で溜息すら出るような表現を、なぜこの人はすらすらと書けるんだろうと。きっと何百人が羨ましがっているものと信じて止みません(ぁ
ちなみに初読は2004年8月ですが、最近0章が改稿されたとのことで読み直しも目論んでます。
「白蓮の荒野」(同上)
上記「紫弦鏡森」の過去にあたる物語。
オンノベでこれ以上に強くて気高くて悲しい物語を僕は知らないし知りたくもない。コレ、褒め言葉です(苦笑) 今の時点でもふっと思い出してはしばらく涙をこらえてしまうほど、心に残っているというか深く刻み込まれた作品ですね。
しかもこれを読んでからL'Arc〜en〜Cielの「finale」を聴いたとき、
この歌はもうこの作品のために歌われたとしか思えないほど歌詞が合いすぎてて、もうわけもわからず叫びだしたい衝動に駆られました。
……どこの危ない人やねん、自分。(遠い目)
「砂上楽園」(
木更津ひびきさん/それはやめたほうがいい。)
僕が小説を語るならコレは絶対外せないという作品。
初めて読んだときに感じた浮遊感というか、白い霧に包まれてもやもやしながらも何か心地よい感覚というか、そういうものにものすごく惹かれて――以後、僕はこの人の小説の形を今なお目指し続けていると言っても間違ってないくらい、影響受けてます。
その影響について一番露骨なのは、空白の多用ですね。だからありがたくも僕のところにリンクしてくれているサイトについて、紹介文に「行間」や「空白」が含まれているともう
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなs(ry オリジナルは木更津さんなのです。
Q8:では、印象深いキャラは? 上記3作品と関連して。
アリスレシェクト=セイレンティア=セルキスト(紫弦鏡森)
幼い身であるにもかかわらず、王族としての責務から決して逃げず、すべてを背負う強さを持つ――けれど、そんな少女が時折垣間見せる歳相応の表情が、本当に可愛くて微笑ましいなと。こうした点をすべてひっくるめて、ものすごく強い子だなと思うのです。
……とは言うものの、この物語に関しては印象深いキャラというのは彼女に限らないというか、誰が欠けても駄目なんですよ、ええ、本当に駄目なんですよ(何) 実は結構僅差でもあったりするのですが、アイルちゃん(彼女の愛称です)を代表として推薦させていただきました。
……あと、印象深い理由としては、自分がこういう人物を書く機会がほとんどと言っていいほど無いからかもしれないです。憧れというか無いものねだりというか。得意分野が違うので、結構どうしようもない部分も大きいなとは思うんですけど――けどっていうより、だからこそ。
リトリア(白蓮の荒野)
うっかり本名打ってネタバレしそうになりました ……語りたいことはいっぱいあるんですけど、そのほとんどがネタバレに直結するため語れません(げふん) なんとか言えそうなのは、話のもうひとりの主人公であり、彼女を一番近くで見ていた人の感情に、僕は同調してしまっていたということですかね。
架空の話にも関わらず、大切な人の死の悲しみを僕は強く思い知る。七邑紫苑(砂上楽園)
話の中での印象は、影に位置しながらも物語のすべてを動かし、絶対的な存在感を持つ少女、というものでした。そういう存在が僕にはとても神秘的に映りました。けれど絶対的であるがゆえ、彼女に踏み入ることは誰にも、彼女自身にもできない――一見意味不明な言葉ですが、話を読んでいたとき、そういうイメージが彼女に対して浮かんだのです。
絶対的、神秘的、そして儚げな印象。いろいろと考えさせられる人です。行間だけじゃなく、こういうキャラ造詣にも僕はあこがれていますね。
来栖聖(砂上楽園)
この彼があることを紫苑ちゃんに言うまで、それこそ本当に僕は紫苑ちゃんが絶対的な存在とだけ思ってて、儚さを感じたりはしていなかったんですが。
話において唯一、それを指摘した少年。その一言の指摘だけで彼女への印象をいろいろと抱くことになったし、聖くん自身もそういうのを含めてとても印象深い人でした。人の心の動きに聡い、というか。それでいて、本人はとてもとても静かで、揺れることはあまり無く。
言われる側からすれば本当に思ってもみないことを言い、そしてそれが不思議と的を射ていることが多く――そういうところにものすごく惹かれました。
Q9:オンノベについて共に熱く語りたい人は? 去年、大量に出回っているのを眺めていたので、もう知っている人はだいたい回答済みかなーと思うんで――これもさかみちこーろころー♪(ぁ
……そして、ここまで書いた後、振り返ってみて。
誰がどう見ても激しく偏ってマスネ ごふごふ。こんなんですがこれにてオンノベバトン回答終了とさせていただきます。
僕ってやっぱりかなり狭く深いヤツだと思います!(ぁ